かつてアーセナルやバルセロナでプレーした元カメルーン代表アレックス・ソング。
主力だったガナーズでは205試合に出場したが、脇役に留まったバルサでは65試合の出場に終わった。
『Daily Mail』によれば、そのソングはNBAスターのパスカル・シアカムとの配信でこんな話をしていたそう。
アレックス・ソング
「バルセロナから契約のオファーがあり、自分が稼ぐであろう金額を見た時、一切迷わなかった。
自分が引退した時には、妻や子供たちは快適な生活を送るべきだと考えていたからね。
バルサのスポーツディレクターと会った際、試合にはあまり出られないと伝えられたんだ。
でも、そんなことはどうでもよかった。自分が億万長者になることは分かっていたからね。
大物たちと肩を並べたかったんだ。自分が欲しいものを買い、夜遊びだってできた。
(アーセナル時代に)トレーニングに行くと、キングであるティエリ・アンリが宝石のような車でやってくる。なにがなんでも同じ車に乗りたいと思ったよ。
ディーラーに行って、書類にサインして、自動振替での支払いを手配した。それでキングと同じ車を手に入れたんだ。
でも、2か月ももたずにその車を返却しなければいけなかった。稼いだ金が全てガソリン代に消えたからね。
『トヨタ車をくれ。この車は俺の手に負えない』ってディーラーに伝えたよ」
アーセナル時代の稼ぎではアンリと同じ高級車を維持するのは不可能で、燃費のいい日本車に乗っていたというソング。
バルサに移籍したらあまりプレーできないと事前に伝えられていたものの、大金持ちになれるんなら構わないと思っていたそう。