DF(右SB) 加地亮

▼G大阪やFC東京などで活躍した元日本代表/現在は解説者、『CAZI CAFÉ』皿洗いマスター

右SBは絶対に加地さんです。

ガンバ時代の僕は右サイドで出場することが多く、西野朗監督が「守備は加地が戻るから。お前は攻撃に専念して仕掛け続けろ!」と言っていたこともあって、ほとんど守備をしない僕は加地さんにお世話になりっぱなしでしたから。大変お世話になりました(笑)

DF(左SB) 中島崇典

▼横浜FCやアビスパ福岡で活躍。2016年に現役引退

ナカジくんは横浜FCにいる時に住んでいた家が近く、当時はお互いに独身だったこともあってプライベートな時間も一緒によく過ごしました。プレー面でも左足のキックに凄いモノを持っていて、個人的にも好きなので選びました。

ゲームメイクをする中盤の選手との絡みもあってSBはかなり重要なポジションだと感じています。今後、指導者として良いSBを育てることがとても重要です。特に育成年代でトップ下をやるような技術力の高い選手にSBをやって欲しいですね。 

今のサッカーは相手のシステムやプレスとの兼ね合いを考えると、時間とスペースがあってボールを持つことができるのはSBだと思うんです。

だから、『攻撃はここから始まるんだ』という意識やアイデアを持ってもらいたいですし、そこに守備力も求めちゃいますからね。たぶん、最初は選手本人が嫌がるでしょうけどね。

なぜか左SBにゲームメイクに絡める選手が多く、右SBは加地さんや徳永悠平さん(元日本代表、FC東京などで活躍)のような普段からユニフォームの裾を全部パンツの中にしまうような真面目な選手が多いのが謎なんですけどね(笑)