かつて存在したソビエト連邦。多くの地域がかつてはともに同じユニフォームを着て代表チームを形成していた。

今回はそのソビエト連邦の歴史から「最も伝説的なレジェンドプレーヤー10名」をお送りする。

レフ・ヤシン

クラブ:ディナモ・モスクワ

出身地:モスクワ(現ロシア)

パット・ジェニングス、ディノ・ゾフ、ジャンルイージ・ブッフォンらと共に、歴史上最高のゴールキーパーとして評価されるレフ・ヤシン。その名前はFIFAの年間最優秀GK賞にも残されている。

1950年代から70年代初頭にかけて、彼は4回のワールドカップでプレーし、キャリアのなかで150以上のペナルティキックを止めた。真っ黒のユニフォームと手足の長さから「黒蜘蛛」という愛称もつけられていた。

またサッカーの傍らでディナモ・モスクワのアイスホッケー部門でもキーパーを務め、ソビエトリーグで5回の優勝を遂げている。まさに最強の守護神であった。