「我々は全ての人達の平和と希望のために祈るしかない。あらゆる面での人道的支援も。
全てのクロアチア人の皆さん、助けてくれる皆さんに感謝したい。
国のために、家のために戦っている人達がいる。
それが何を意味するのかを知っている。自分にとっては、人生で3度目の戦争体験になる。
立ち止まって降伏してはいけないことは誰もが分かっている。誰もがそれぞれのやり方で戦うべきだということも。
残念ながら、ウクライナでは大きな混乱が起きている。
人道的支援が必要な人達に届いているのかは分からない。多くの人に届けられなくても、やめてはいけない。
昔からウクライナとクロアチアの人達には大きなつながりがあり、今でもそれは続いている。
ウクライナの人達はクロアチアの人々が寄り添っていることを知っている。全世界が寄り添っていることも。
私はウクライナで素晴らしい19年間を過ごしたし、そのことを非常に嬉しく思っている。
自分にとっての第二の故郷であり、助けるためにできることは何でもやる」
モラエスはシャフタールで10番を背負う34歳のMF。彼はブラジル出身ながら、長年プレーしてきたウクライナで市民権を取得して、ウクライナ代表になった選手だ。
そのモラエスはチェフェリン会長に感謝を伝えるために、ブラジルに帰国する前にわざわざスロベニアの自宅を訪ね、ユニフォームを手渡したそう。
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なお、シャフタールのウクライナ人選手たちは国中に散らばっている状態だというが、スルナは彼らと絶えず連絡を取り合っているという。