21日、日本代表のFW浅野拓磨(ボーフム)がオンラインでの会見に臨んだ。
次のオーストラリア戦は勝利すればW杯出場が決まる大一番。大迫勇也の離脱により森保一監督は最前線に浅野を起用する可能性もある。
森保監督と浅野はサンフレッチェ広島時代に監督と選手の関係にあった。
そのため記者から「監督をワールドカップに連れていきたいという気持ちか?」と問われたが、浅野の答えはちょっと意外なものだった。
浅野拓磨(日本代表FW)
「監督をワールドカップに導きたいって気持ちもあることはあります。でも一番は何としても自分がワールドカップに行きたいっていう気持ちが強い。
人のことなんか本当に考えられないくらい、自分は自分に集中してます。(監督を連れていくとか)そこまでの余裕がない。
結果的に『監督をワールドカップに連れていくことができた』と言えるように、まずは自分がワールドカップ行けるために100%で準備したいなと思います」
前回ロシア大会の予選オーストラリア戦でワールドカップ出場を決めるゴールを奪った浅野。本大会の選出も確実視されたがその後ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任劇でまさかの落選となった。
そんな過去もあり、何が何でもワールドカップ出場するために今は自分のことに集中しているようだ。