今季限りでアーセナルとの契約が満了になるFWアレクサンドル・ラカゼットが、リヨンへの復帰に合意したようだ。
リヨンの下部組織で育ったラカゼットは、トップチームでウイングからストライカーにコンバートされて大ブレイクを果たし、2017年にアーセナルへと移籍した。
それから7シーズンを過ごしてきたが、今シーズンを最後にアーセナルを退団する意向を示していた。
『L'Equipe』の報道によれば、ラカゼットとリヨンとの接触は昨年秋からスタートしており、復帰の要請が行われていたとのこと。
ラカゼット自身は「リヨンがヨーロッパの大会に出場すること」を条件としていたが、アーセナルの方も欧州の大会に進出できなかったこともあり、それを撤回してリヨン復帰に同意したそう。
約束された条件は年俸500万ユーロ(およそ6.9億円)で、アーセナル時代の半分程度にまで下がってしまうそう。
ただリヨンはマクサンス・カケレやカステッロ・リュケバなど生え抜きの若手選手とクラブを熟知するベテランをミックスするという新しいプロジェクトを進めており、その中心としてラカゼットを据える計画を持っているそうだ。