――大会を振り返ると、初戦のUAE戦では課題が残る出来だった。
自分も初戦は久しぶりに試合をして、状況判断だったり色々あったんですけど。
でもそういう過去のことを考えても次の試合で良い形は出ないと思うので。楽しくやったり、ミスを恐れないことが大事だと思いました。後悔なくいきたいなと。
――独特の環境で日の丸を背負うのはどう?
そうですね。プロになって初めての戦いなので、本当に色々緊張します。
でも僕は大会を通して楽しくやりたい。試合に出たい人もいるのに、自分が出て…(大岩剛)監督が出させてくれてるので、そういう期待に応えたい。
なのでミスを恐れずに…ミスを恐れたら自分のプレーも悪くなるので、楽しく行きたいなと思ってます。
――高校とプロでは違う?
気持ち的に全然違いましたね。周りも本当に上手くて。でも年齢に関係なく、自分も声を出さなきゃいけないなっていうのを感じました。
――プロの選手と同じステージに立ったという感じ?
そうですね。試合に入る前とかは「(彼らと)一緒にできんだ!」みたいに毎日ワクワクした気持ちでやってます。
――高校を卒業し、18歳になった直後の4月にシュトゥットガルトと契約を結んだ。
そうですね。自分シュトゥットガルトに行って1か月しか練習できてなくて。
そのお陰で自分も自分の成長を(分からなかったが)…この大会で、パスだったりビルドアップだったりそういうところが成長したなって感じます。
あとはもっとセンターバックとして経験を積んで、もっと冷静さを持って、声をかけたり守備を、そういうところをもっと簡単にできるようになりたいなと思いました、海外で。
――その1か月の中で学んだことや感じたことは?
メンタルが大事ですね。いろいろなことが起こったりするし、すぐ冷静さを失ったらもう一発レッドだったり。
自分のポジションだとその一つのミスですぐ失点しちゃうので、ずっと冷静さを保ってなきゃいけないなと感じました。
最終節の残留が決まった試合は見たんですけど、本当にあのお陰で刺激をもらえたし、ウズベキスタンに来る前にあの試合を見られて本当に良かったなと思いました。
――遠藤航選手や伊藤洋輝選手とは話した?
直接喋ったことはありますね。色んなドイツの日常生活だったり、何が楽しいとかそういうところでした。
(遠藤に言われたのは)耐える能力。自分がいくらミスをしても、そういうところは成長に繋がる。周りに何を言われても、それを力に変えて、自分をもっと成長させなきゃいけないなと思いました。
耐える…メンタルが大事ですね、今は。
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――優勝まで残り2試合、どう成長したい?
自分の成長の前にチームをまず勝たせること。あと2試合あるんですけど、絶対に優勝しなきゃいけないっていう気持ちがあります。
――そのために必要なことは?
自分はセットプレーだったりヘディングを決めたり。あとは本当に冷静さとメンタルですね。