オリンピヤ・リュブリャナの新監督に就任したアルベルト・リエラ氏が、記者会見で襲撃を受けるという事件に遭遇したようだ。
かつてマンチェスター・シティやリヴァプール、ガラタサライなどでプレーしたことで知られているアルベルト・リエラ氏。
引退後は指導者として活動し、2020年からガラタサライのアシスタントコーチとして経験を重ね、今夏オリンピヤ・リュブリャナの新監督に招聘されていた。
しかしその就任記者会見で、なんとクラブの過激派サポーターから襲撃されるというまさかの事件に遭遇したのである。
Los Ultras del Olimpija Ljubljana han obligado a Albert Riera a abandonar su presentación como nuevo entrenador del equipo. El jaleo viene porque la directiva despidió antes a Prosinečki acusándolo de poco profesional, y la liga la comienzan en 10 días. pic.twitter.com/tkyesTIEwT
— NIPORWIFI © (@niporwifi) July 4, 2022
会場には「グリーンドラゴンズ」と呼ばれるおよそ20名のコアサポーターが乱入し、アルベルト・リエラ氏ら取締役会を叱責、侮辱した。
オリンピヤ・リュブリャナでは昨季ロベルト・プロシネツキ前監督がクラブとの対立の末に辞任しており、「グリーンドラゴンズ」はプロシネツキを支持していた。そのためこの襲撃に至ったと考えられている。
アルベルト・リエラ監督は『Marca』の取材に対して「サポーターが記者会見室に入ることを許可したクラブは見たことがない。スポーツに関する質問がなくなったので会見場を立ち去った」と話しているそうだ。