宮市亮 「スピード」

10年ぶりに日本代表へ招集されたのが宮市亮だ。

10代の頃から注目を浴び、フェイエノールト、ボルトン・ワンダラーズなど海外でプレーをしてきたが、同時に度重なる怪我に苦しんできた。

帰国前にプレーしていたドイツのザンクト・パウリでも怪我をしていただけにマリノス加入当時はどこまでスピードがあるのか、不安視もされた。

2021シーズンは出場試合が少なく本領発揮とはいかなかったが、今季は元来の左サイドに加え、右サイドでも多くプレーし、ここまで15試合3ゴール3アシスト。スピード感あふれるプレーの数々で錆びついていないことを示した。

マリノスでは途中出場も多いが、日本代表でもスーパーサブとしてゲーム後半に疲れた相手DFラインを突破する光明になる可能性も少なくない。