水沼宏太 「ザ・調和」
32歳にしてA代表へ初招集され、父である貴史さんと親子で日本代表メンバーとなったのが水沼宏太だ。
負傷離脱となった喜田拓也に代わってキャプテンマークを巻く彼は右サイドからドリブルで駆け上がり正確なクロスを上げるのが得意だ。
2008年にマリノスのトップチームへ昇格した後、栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪とチームを移ってきたが、ポジションは変わらず右サイド。2020シーズンにマリノスへ復帰すると、今シーズンは6月のJリーグ月間MVPに輝いている。
攻守に貢献でき、90分間ひたむきにプレーできる選手であり、チームのための潤滑油といえる存在だ。
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現在の日本代表では右サイドだけでなく、インサイドハーフや左サイドでも起用に応えられそうだが果たして。