野津田岳人 「日本人離れしたキック」

サンフレッチェ広島からは野津田岳人を紹介したい。

仙台や清水では攻撃的MFとしてプレーしていたが、広島復帰後はボランチへ。中盤の底に入ると、左足のキックを生かし長短のパスでゲームをコントロールし、ビルドアップ能力も見せている。

「レフティーモンスター」と呼ばれることも多く、左足のパンチ力あるシュート、ブレ球や落ちるボールなど多彩なセットプレー、日本人離れした軌道のパスを見せることも多い。6月には月間ベストゴールにも選ばれている。

現在、セットプレーからのゴール欠乏症という問題を抱えている日本代表だけに、キッカーとしてここでは注目したい。