ユヴェントスでプレーしているポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニが、メンタルトレーニングの重要性を訴えたという。
今回『Kanal Sportowy』のインタビューに応えたシュチェスニは、自身の経験も踏まえて以下のように話していたとのこと。
ヴォイツェフ・シュチェスニ
「2022年にもなって、プロサッカークラブが選手たちに必須となるメンタルトレーニングを行わないのはバカげたことだよ。
選手と話すと、そのパフォーマンスのうち70%程度は頭の中で生み出されていることがわかるはずだよ。
その代わりに、フィジカル的なトレーニングが100%行われている。クラブには心理学者がいて、選手は必要に応じてそのサービスを利用できるが、メンタルトレーニングを常時行ってはいない。
僕は10代のときにジムで腕を骨折していて、その痛みは今も自分にとってツケになっている。慣れてしまったからあまり話さないけどね。
腕に入っている金属板を外せばそれから逃れられるかもしれないが、戻ってくるまでに数ヶ月がかかるだろう。
手袋を使ったりして解決策を見つけたが、2018年以前は痛みが本当に酷かったよ。トレーニングの後にはグローブも外せず、水筒も開けられなかったほどだった」
ジャンルイージ・ブッフォンの復帰後もユヴェントスの守護神としてゴールマウスを守り、高いパフォーマンスを維持し続けているシュチェスニ。
その肝となっているのは彼がこだわりを見せているメンタルトレーニングであったのかもしれない。