松木玖生
最後は松木玖生。堂安、久保に比べると国際舞台での経験も乏しいだが、高卒1年目での活躍ぶりは目を見張るものがある。
大きな魅力はそのメンタリティ。パリ五輪世代の監督である大岩剛監督もこの点を高く評価しており、19歳の彼をU-21日本代表にたびたび招集している。
所属するFC東京でも開幕からレギュラーとして試合に出続けており、リーグ戦の出場時間はヤクブ・スウォビィク、木本恭生、森重真人に次ぐ2,266分を記録している。
チームもここにきて5位に浮上。もちろん立ち位置や技術面など個人としての課題は多いが、アルベル・プッチ・オルトネダ監督のもとで着実な成長を遂げているのも事実だ。
過去に日本代表で重要な役割を担ってきた選手たちと同様、成長につながるメンタリティを持っている松木。その将来性に期待してみたい。