香川 真司(2010年大会)

2008年5月、平成生まれの選手として初めて日本代表のユニフォームに袖を通した香川真司。10月に行われたUAE戦では初ゴールをあげ、日本代表史上3番目の若いスコアラーとなった(19歳206日)。

所属するセレッソ大阪でも傑出したプレーを見せており、翌年にはMFながら27得点をあげJ2の得点王にも輝いた。そうした活躍から代表入りを期待する声も多かったが、2010年大会に向けた23人のリストに香川の名前はなかった。

本大会終後、香川はドルトムントに移籍。すぐさまチームにフィットしMVP級の働きを見せ、9シーズンぶりとなるリーグ制覇の原動力となった。

これ以降、香川は日本代表の中心選手となり、背番号「10」として2014年・2018大会に出場している。