元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めることで知られるFC今治。2020年にJリーグへ参入し、J3で3年目を迎える今季は30節終了時点で6位につけている。
2位の藤枝MYFCとの勝点差が9ポイントということを考えるとJ2昇格はかなり難しくなったものの、先日、クラブは正式なJ2ライセンスを取得したことを発表した(※過去2年は条件付きでの取得)。
その要因が、建設中の新しいホームスタジアム「里山スタジアム」が2023シーズンよりいよいよ稼働するためだ。
10月20日時点での「里山スタジアム」の様子がこちら!
建設地は愛媛県今治市高橋ふれあいの丘のスポーツパーク。現在のホームである「ありがとうサービス. 夢スタジアム」から駐車場を挟んですぐ東隣にあたる。
収容人数は当面J3基準を満たす6,000席規模だが、クラブの成長に合わせてJ2基準の10,000人規模、さらにはJ1基準の15,000人規模まで増席可能な構造となっている。
工事の進捗率はおよそ80%。新スタジアムの完成後、「ありがとうサービス. 夢スタジアム」は練習用のグラウンドに転用される予定だという。
サッカーの試合日はもちろん、365日の賑わいを創出する仕掛けをふんだんに盛り込んだ、地域や自然環境と連携し循環しながら成長し続ける何世代にも渡って地域の人々に愛される、今までにないサッカースタジアムを目指す「里山スタジアムプロジェクト」。
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その中心となるサッカー専用スタジアムの完成は、もうまもなくだ。