中山雅史

1989年度卒

記念すべき日本代表のワールドカップ初得点者。

藤枝東高校時代はFWだったが、筑波大学では当初同期の井原とセンターバックコンビを結成。その後本来のセンターフォワードへ戻り、日本屈指のストライカーへと成長していった。

国際試合における最短ハットトリックなど記録的な活躍でジュビロ磐田の黄金時代をけん引し、2020年に引退。今年、アスルクラロ沼津の監督に就任した。

藤田俊哉

1993年度卒

90年代から2000年代にかけて黄金時代を築いたジュビロ磐田の10番。

日本代表にはあまり縁がなかったが、2001シーズンのJリーグMVPを受賞するなど個人としても高く評価され、2003年に半年間期限付き移籍したオランダのユトレヒトでも印象的なプレーを見せた。

引退後もVVVフェンロでコーチを務めるなど欧州との繋がりを維持。2018年から4年間日本サッカー協会の欧州駐在強化部員を務めた後、昨年9月に磐田のスポーツダイレクターに就任している。

望月重良

1995年度卒

清水商業高校から筑波大学へ進学し、在学中の1995年にはユニバーシアード福岡大会で日本の初優勝に貢献した。

プロ入り後は名古屋グランパスで活躍。日本代表として出場した2000年のアジアカップでは決勝のサウジアラビア戦で決勝ゴールを記録している。

引退後、2008年にSC相模原を創設して代表に就任。Jリーグへの道を切り開き、昨年末に創業者兼フェローとなったものの引き続きクラブに携わる。

羽生直剛

2001年度卒

「オシムチルドレン」の代名詞的選手の一人。

筑波大学から加入して2年目のジェフユナイテッド市原でイビチャ・オシム監督と出会い、飛躍的成長を遂げて日本代表選手へ。

2008年に移籍したFC東京でも主力を担い、ヴァンフォーレ甲府、FC東京、さらにはジェフユナイテッド千葉への復帰を経て引退。現在はFC東京のクラブナビゲーターを務める。