ニコロー・ザニオーロ

イタリア代表の大型レフティ。ローマ加入以降、ずっと22番を背負ってきた。

190cmの長身ながら、スピードとパワー、テクニックを併せ持つ大器だ。

あのファビオ・カペッロも「彼が大好きだ、全てをハイレベルで兼ね備えている。パワー、クオリティ、スピード。現時点で彼ほどいい若手選手は他にいない。バロンドールを勝ちとれるポテンシャルがある」と絶賛していたほど。

ただ、大ケガを負った後はトーンダウン。移籍を志願したことでローマでは厳しい状況に追い込まれてしまった。

王子フランチェスコ・トッティは「ザニオーロは偉大な選手になれる。彼は新世代のなかで最も澄んだ才能を持っているよ。人としてもピッチ上でも成熟しなければいけないが、あまりに長くかかってしまっては使い物にならない」と危惧していたが、その通りにならないことを願う。