マウリツィオ・サッリ

指導したクラブ:エンポリ、ナポリ、チェルシー、ユヴェントスなど

イタリアで珍しいキャリアを持つ指導者と言えばマウリツィオ・サッリだ。プロサイクリストの父の下で生まれ、アマチュアのサッカー選手としてプレーしながら銀行員として働いていたという経歴を持っている。

そして30歳になったときにコーチングの道へと進み、1999年に仕事を辞めて40歳で監督に専念した。それから数多くの下部リーグのクラブで指揮を行い、2012年から率いたエンポリでセリエAに昇格したことで評価を高めた。

そしてそれからナポリ、チェルシー、ユヴェントスを指揮。現在はラツィオの監督として辣腕を振るっている。細部に拘る戦術的な視点と飽きさせないトレーニングで有名だ。