アルベルト・ザッケローニ

指導したクラブ:ミラン、ラツィオ、インテル、ユヴェントス、日本代表など

かつて日本代表の監督を務めたアルベルト・ザッケローニ氏も、選手としてはアマチュアとしてのキャリアしか持っていない指導者の一人である。サイドバックとしてプレーしたものの怪我に悩まされ、30歳で現役を引退した。

下部リーグのクラブで実績を積み重ね、1995年に就任したウディネーゼでの躍進で注目された。当時守備的戦術が流行っていたセリエAで攻撃的な3-4-3を使ったプレーは異彩を放ち、その後ミラン、インテル、ユヴェントス、ラツィオと当時のイタリアを代表する4クラブで指揮を執っている。

そして2010年には日本代表の監督に就任。本田圭佑や香川真司を中心としたポゼッション志向のサッカーをし、アジアカップ2011を制覇。ワールドカップ2014では結果を残せなかったものの、期待感あるチームを作った。