プレミアリーグで首位に立つアーセナルは先日行われたボーンマス戦で3-2の逆転勝利を収めた。
冨安健洋は右サイドバックとして起用されるも前半のみで交代になった。その冨安が相手のペナルティエリア内で倒されたシーンでの判定が物議を醸している。
前半43分、冨安は相手DFマルコス・セネシとボールを競った際に倒されたように見えたが主審はファウルをとらず。VARも介入はしなかった。
Penalty ⁉
Dermot Gallagher is unsure who got to the ball first and believes it is a decision you have to side with the referee pic.twitter.com/mz4if4v6Um
— Football Daily (@footballdaily) March 6, 2023
プレミアリーグの元審判員であるダーモット・ギャラガー氏は『Sky Sports』でこのシーンに言及。
「どちらが先にボールに触れたのかは分からないので主審に従うしかない。(セネシが)ボールに触れていれば彼は蹴られない。冨安が彼をとらえていたかどうかは別にして、あそこでPKになるにはオンフィールド(レビュー)しかない」と述べた。
VARで確認しても微妙なので、最終的には主審の判断になるということのようだ。
ただ、『football.london』は「冨安の件はカメラアングルがひとつしかなかった。なぜ複数のカメラアングルをチェックする時間が割かれなかったのかという疑問は残る」、『ESPN』でも「もし主審がPKを与えていれば、それが覆ることはなかった判定だ。別の日のVARなら違う見方をしたかもしれない」と指摘している。