24日、東京の国立競技場でウルグアイと対戦する日本代表。
3年後のワールドカップに向けて若い選手が何人も初招集されており、注目の一人が、FC東京所属のDFバングーナガンデ佳史扶だ。
パリ五輪世代の21歳は今季ここまでリーグ戦全試合に先発出場。今回の代表戦では同僚・長友佑都の背負っていた5番をつけることも話題となっている。
そこで、バングーナガンデがユース時代を過ごしたFC東京U-18の出身選手で「最強のベストイレブン」を選んでみた。
GK:権田修一
1989年3月3日生まれ
世田谷区出身。カタールワールドカップでの好守が記憶に新しい日本代表の守護神。
U-15からFC東京に在籍し、期待を集めトップチームに昇格。その後は紆余曲折があったものの、海外での経験も経ながら見事に日本屈指のGKへと成長した。
小学校時代、川崎のさぎぬまSCに在籍していたことでも知られるが、本人によると2年生まで鷺沼に住んでいたという。
DF:鎌田次郎
#鎌田次郎 コーチはすでにチームに合流しており、指導者としてのキャリアを歩み始めました🔥
柏レイソルのファン・サポーターの皆様、鎌田コーチの今後と品川CCの応援をぜひよろしくお願いします📣#reysol #kanagawasl #品川CC https://t.co/qjFRsFuE6z pic.twitter.com/EixfGUrNrk
— 品川CC FOOTBALL (@scc__football) February 15, 2023
1985年7月28日生まれ
大田区出身。FC東京のアカデミーでは李忠成や梶山陽平らと同期。
トップ昇格はできなかったが流通経済大学で成長を遂げ、2008年に特別指定先でもあった柏レイソルへ加入。2008年に移籍したベガルタ仙台では2年連続でJリーグ優秀選手賞に輝くなど活躍した。
2016年に柏へ復帰すると、2021年からはSC相模原でプレー。今年1月、現役引退を発表し、神奈川県1部に属する品川CCや自身が小学生時代に在籍していた下丸子シューターズSCのコーチに就任した。
DF:吉本一謙
「見る・聞く・触れる」体験を通じて子供達の笑顔を増やす、
『子供を笑顔にするプロジェクト』
普及部のコーチ指導のもと一緒にボールを蹴らせてもらったり、少し話をさせてもらい笑顔でサッカー出来ました!
自分自身も地元小平の小学生と触れ合うことができて楽しかったです!#小平第十ニ小学校 pic.twitter.com/DIUGWu1Cu4
— 吉本一謙 (@kazurobo29) October 14, 2022
1988年4月24日生まれ
小平市出身。中学時代、「前は森本貴幸、後ろは吉本一謙で10年日本代表は安泰」と評された逸材。
FC東京の練習場がある小平で生まれ育ち、2007年に権田修一らとともにトップへ昇格。残念ながらプロでは順風満帆といかなかったものの、FC東京のファン・サポーターにとっては思い入れの強い選手だろう。
2020シーズン限りで現役を引退。現在はFC東京のスカウティングマネジメント部でスカウトを務める。
DF:バングーナガンデ佳史扶
2001年9月24日生まれ
足立区出身。父親がガーナ人で、FC東京U-15深川からU-18を経て2020年にトップチームへ昇格した。
子供の頃はFWでプレーしておりサイドバックでプレーするのは嫌だったが、トッテナム時代のギャレス・ベイルを見てサイドバックの魅力に気づいたという。
縦への速さと攻撃力を備えた現代的なサイドバックであり、A代表招集を機にさらなる飛躍が期待される。