イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは30日、第二四半期の経営結果を報告した。
毎回話題になる負債の額については、負債元本がおよそ6億5000万ドル。おもに為替レートの変化の影響より、ポンド建てでは4億7710万ポンドから5億3570万ポンドに増加した。
またリボルビングクレジットファシリティ(一定の期間や限度枠内で,企業が自由に借入や返済ができる契約)で2億620万ポンド、まだ支払い前の移籍金が2億2770万ポンド残っているとのこと。
これらを合わせた負債総額はおよそ9億6960万ポンド(およそ1571.5億円)になっている。
ただし『BBC』などの報道によれば、この一方で新型コロナウイルスの影響が薄まったことによってマッチデー収入とシーズンチケット販売は好調で、収益は伸びているという。
実際に前四半期よりも利益は膨らんでおり、スポンサー収入も43.2%もの増加を記録している。
さらにチャンピオンズリーグに出場していないことから賃金についても昨シーズンより20.9%減少しているとのこと。
またマンチェスター・ユナイテッドは現在オールド・トラッフォードや練習場の改善を行うために設備投資をしている状況であるそうだ。
現在オーナーのグレイザー・ファミリーにはクラブ買収のオファーがいくつか舞い込んでおり、カタールの王族シャイフ・ジャシムや、INEOSの創業者ジム・ラトクリフらが入札していると言われる。
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グレイザー・ファミリーはマンチェスター・ユナイテッドの評価額を60億ポンド(およそ9724.8億円)ほどに設定しているという。
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