嵯峨理久
所属:いわきFC(J2)
青森山田が誇るランニングモンスターは、青森山田で黒子役に徹して高円宮杯、選手権の2冠獲得に大きく貢献した。高校卒業後は東北の雄・仙台大へ進学し、1年次から主戦力として躍動した。だが大学4年次に世界的な新型コロナ感染拡大の影響でJリーグクラブ入団は叶わなかった。
大学卒業後は近年フィジカルトレーニングなどで脚光を浴びているいわきFCに入団した。入団初年度から右サイドバックを中心にプレーし、J3参入の原動力となった。翌年もJ3制覇に大きく貢献し、J2昇格を勝ち取った。個人としてはJFL新人王、J3ベストイレブンに選出されている。
青森山田出身!仙台大の嵯峨理久が、“先輩”松尾佑介と“親友”高橋壱晟から受けた「アドバイス」 https://t.co/c9kNwYpLNT
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) January 4, 2021
Qolyでは大学時代にインタビュー記事を掲載。
左右のキック精度が高く、試合終盤まで連続してプレーできる驚異的な体力を持っている。青森山田OBで近年数多くのチームから注目を浴びている嵯峨。アマチュアリーグから駆け上がるライジングスターの動向から目が離せない。
柴崎岳
所属:レガネス(スペイン2部)
青森山田史上最高傑作と名高いゲームメーカー。当時小学生だった柴崎に一目ぼれした黒田監督が、青森山田中入学に熱烈なアプローチをかけたエピソードは有名だ。中学時代から幅広い視野と繊細なタッチで違いを作り出し、高校時代は同世代最高峰の司令塔として名をはせた。
鹿島アントラーズでは2012年にJリーグカップMVP、ベストヤングプレーヤー賞に輝いた。2016年にJ1優勝を果たし、同年開催されたクラブワールドカップ決勝ではレアル・マドリーに2得点を挙げる活躍を披露。Jリーグクラブ初となる同大会準優勝へと導いた。鹿島退団後はスペインに活躍の場を移し、テネリフェ、ヘタフェなどで活躍した。
日本代表でも司令塔として君臨。通算60試合出場し、ワールドカップでは2018年ロシア大会、2022年カタール大会のメンバーに選出された。特に2018年大会では4試合全てに先発出場し、ベスト16入りに貢献した。