提携国枠の反則級ストライカー
アルモエズ・アリ
所属:アル・ドゥハイル(カタール)
主なポジション:センターフォワード
カタール代表のエーストライカーはアル・ドゥハイルとの現行の契約を6月末に満了する見込みだ。
スーダン生まれのアリは幼少期にカタールへ渡り、育成の名門アスパイア・アカデミーでエリート教育を受けた。
その後カタール代表に選出され、2019年にUAEで開催されたアジアカップで9ゴールで得点王とMVPに輝き、日本を下して同代表の大会初制覇に導いた。
昨年のワールドカップでは不発に終わったが、圧倒的なスピードで存在感を見せる場面もあった。
裏抜けやポジショニングに秀でており、シュートセンス◎。足元の技術も秀でているため、ポストプレーもこなすこともできる。
カタール国外でのプレー経験もあるため、上手く交渉すれば新天地を日本に選択する余地はあるかもしれない。
カタールはJリーグ提携国枠(Jリーグと提携している国の国籍を持つ選手は外国籍選手として扱わない制度)のため、外国籍選手枠を埋めない恩恵を得ることができる(ACLなどではアジア枠で適用可能)。
提携国枠では最強クラスのストライカーであるため、獲得に成功すれば大きな戦力になるだろう。