FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格を決めたロアッソ熊本戦。

試合はアウェイの町田が44分の宇野禅斗が決めた強烈ミドル弾を皮切りに計3点を奪い、3-0の快勝を収めた。

ただ、37分に決まったかと思われた熊本MF田辺圭佑のゴールがオフサイドとなっていなければまた違う試合展開になっていたことだろう(動画1分22秒から)。

副審は最初フラッグを上げていなかったが、おそらく熊本FW粟飯原尚平が町田のDFラインから出ていた認識はあり、主審による粟飯原がプレーに関与していたという認識と合わせることでオフサイドと判定されたとみられる。

試合の流れを大きく左右したこのプレーについて、左センターバックとして先発し粟飯原がよく見える位置にいたDF藤原優大に試合後聞いてみた。

「僕はもうオフサイドかなと思って(手を)上げたんですけど。

でもやっぱりあそこでもしあれがオフサイド…最初オフサイドという判定ではなかったので、1点決められていたらと思うとまた違う展開になっていましたし、追いかけるのは相当大変だったと思います。

でもそれもやっぱりなんだろう…ツイていたかなというのは思います。それも含めて、実力だったかなと言えばまあそうかもしれないです。でも改善すべき点の一つではありました」

藤原がラインを揃えていたことで取れたオフサイドだったが、微妙なタイミングだったことは間違いない。反省を語りつつ、こうした“ツキ”にも今のチームの実力が表れていると藤原は感じたようだ。

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あと1勝でJ2優勝が決定するFC町田ゼルビア。次節は29日(日)、今季のホーム最終戦としてツエーゲン金沢と対戦する。

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