今年からMLSのLAギャラクシーでプレーする元日本代表DF吉田麻也。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」で、趣味であるクラシックカーへの思いを語っていた。
アメリカにあるクラシックカーのレストア屋にアポなしで訪問したところ、予約してくれと追い出されてしまったとか(予約必須なのは防犯対策的な意味合いもあるそう)。
そのうえで、「僕はひとつ物申したい」とこんな主張をしていた。
「日本にはたくさん旧車と言われるクラシックカーがあるんですよ。しかも、ていが良い(状態の良い)車がね。
円安ということもあって、ヨーロッパとかアメリカから買い漁られようとしているんです。
その流出をまず防がなきゃいけないし、クラシックカーがちゃんと生きてける土壌が整っていないというか。
例えば、ドイツだと何十年以降はちゃんと車検を通せば、ナンバープレートの後にHistoricのHがついて税金とかがかからないんですよ。
(日本には)そういう免除がないから、どんどん新しいの、10年乗ったら変える、どんどん変える。そういう社会はよくないなって僕は心から思いますねぇ、古いものを大切にしよう」
吉田はドイツのブンデスリーガでプレーした経験がある。
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そのドイツは文化的価値のある自動車を保護する観点から旧車のナンバープレートの最後にHを入れる施策を1997年に導入。その条件は登録から30年以上経過していることや一定の状態を保っていることなどだとか。
ドイツの自動車税は排気量などによって分類されるが、Hナンバーの場合は一律で191.73ユーロ(およそ3万円)になり優遇されるそう。