「今日はもう、楽しもうぜ」

そしてキャプテンとしてこの関大FC2008の中心となっていた金原航大は、4年間の集大成となったカップ戦を以下のように振り返った。

――なかなか経験できない、決勝戦という舞台でしたね

そうですね。自分も久しぶりの決勝戦だったので緊張はしたんですけど、部員にも後輩にも「今までありがとう」という気持ちで。「今日はもう楽しもうぜ」という感じで吹っ切れてみんながやれたんじゃないかと思います。

――関西大学の応援も素晴らしかったですね。4年生ということで最後は胴上げもされていました

素直に「感謝」したいです。これが関大の良さでもあるんですよね。最後はいい形で終われてよかったなと思います。新型コロナウイルスの影響もあって、全然応援がなかったころもあったので…嬉しかったです。胴上げされたのも初めてでした。これも本当に嬉しかったですね。

――改めて優勝のあとに4年間の大学サッカーを振り返ると?

辛いこともありましたけど、周りの人に助けられたサッカー人生でした。素晴らしいスポーツに関わることができてよかったな…と思います。

――その助けてくださった皆さん、応援してくださった方に一言いただけますか?

率直に「ありがとうございます」と伝えたいですね。やっぱり応援の力で勝てた試合かなと思いますし、いい応援があったからこそいいプレーができました。

この先も関大として強くなるために応援って大事だと思うんです。なのでこれからも頑張ってほしいなと感じていますし、そして「今日は本当にありがとうございました」と言いたいです。

――優勝おめでとうございます!お疲れ様でした