現在ユヴェントスでプレーしているアメリカ代表MFウェストン・マクケニーが、イタリア人のメンタリティが閉鎖的すぎると語ったそう。
2020年にシャルケ04からユヴェントスに加入したマクケニー。昨季はリーズ・ユナイテッドへのローン移籍を経験したが、今季は復帰してここまで17試合に出場している。
彼は今回ユヴェントスの同僚であるモイーズ・キーンとともに『19Fポッドキャスト』に出演し、イタリアの環境について以下のように話していたという。
「僕はイタリアの人々が大好きだ。しかし、精神性はあまりにも閉鎖的だよ。完全に閉じられているわけではないとはいえね。
イタリアでは、多くの伝統が残っている。それはいいことだ。しかしそれと同時にオープンマインドでなければならないよ。
例えば、パスタを食べるとする。僕がトマトとチキンが入ったパスタを食べようとすると、みんな『お前はなんて気持ち悪いことをするんだ!不味いだろ!』と言うんだよ。
これは問題だよ。誰もが気持ち悪いというが、彼らは誰も僕がやっていることを試しはしないんだからね。
イタリア人は、『アメリカ人はみんな野球かバスケットボールしかプレーしない』と思っている。だから、セリエAにアメリカ人が多くなっていることは嬉しいね。
僕が3年半前にイタリアへ来たとき、『アメリカ人?サッカーなんてできるのか?』とみんなが言っていたよ。
今、ミランにはプリシッチもいるし、ムサーもいる。ヴェネツィアにはテスマンとブシオがいる。ユヴェントスにはティモシー・ウェアがいる。今ではアメリカ人もサッカーができると分かってくれただろう」
食事にこだわりが強い国と言われているイタリア。ピザやパスタにアレンジを加えるアメリカで育ったマクケニーにとって、イタリアの食文化はかなり閉鎖的だと感じられるようだ。