ラツィオでプレーしている日本代表MF鎌田大地が、トルコリーグの強豪ガラタサライに移籍することに合意したと伝えられている。

アイントラハト・フランクフルトを退団した後、紆余曲折の末に8月半ばになってラツィオへと加入することが決まった鎌田大地。

ドイツ・ブンデスリーガで目覚ましい活躍を見せていた彼であるが、マウリツィオ・サッリ監督が率いるラツィオではなかなか力を発揮できず、マッテオ・グエンドゥージとルイス・アルベルトというライバルの前にポジションを奪えず。

先日はルイス・アルベルトが長期離脱になったにもかかわらず、より守備的なウルグアイ代表MFのマティアス・ベシノが優先されて使われており、鎌田大地の立場は非常に厳しいものとなっていた。

そして今回『ajansspor』が伝えたところによれば、ガラタサライは鎌田大地との間で行っていた交渉で大筋合意を取り付けたという。

ガラタサライには、最近中盤が主戦場となっているベルギー代表FWドリース・メルテンスが所属しているが、彼はすでに36歳となっていることから毎試合フル出場ができる状況ではなく、オカン・ブルク監督は中盤の若返りを狙っている。

そこで昨年から鎌田大地の獲得は検討されていたものの、開幕前には「トルコには行かない」と断られてしまっていた。

ただ関心はそれからも引き続き保持しており、このシーズン中のタイミングで再び鎌田大地にアプローチを行ったようだ。

また、ガラタサライは同じくイタリア・セリエAのアタランタに所属しているマリオ・パシャリッチも獲得候補としているそう。

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なお、ガラタサライは鎌田大地を買取オプション付きのレンタルで合意しようとしていると記事には書かれているのだが、そもそも鎌田とラツィオの契約は今季限りとなっているため、優先交渉権のような扱いなのだろうか。

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