日本代表チームは19日、AFCアジアカップ・カタール2023のグループステージ第2節となるイラク戦に臨んだ。
試合は開始から5分でイラクが先制点を奪取。アリ・ジャシムのクロスを鈴木彩艶が弾き、それをアイマン・フサインがヘディングシュートに持ち込んでイラクが先制。日本は早い段階でビハインドの状況となってしまった。
それ以降もイラクの割り切った攻撃は高さのあるアイマン・フサインへとロングボールを蹴り込み、そのこぼれ球をアリ・ジャシムらが受けるというパターンを徹底していた。
テレビ朝日で解説を務めた松木安太郎と内田篤人は、このイラクの攻撃について以下のように話していた。
内田「日本にとって嫌なことをやってきますよね」
松木「昔のイラクもこんな感じでしたからね」
内田「オーストラリアなんかも昔は蹴ってきましたね。最近は足元で繋いできますけど、正直に言えば蹴られたほうが嫌ですね」
近年はアジアでも韓国やオーストラリア、サウジアラビアなどがボールを大事にするサッカーを行うようになってきたが、内田篤人はシンプルに蹴ってこられたほうが対処しにくいと感じているようだ。
なお、現在グラハム・アーノルド監督が率いているオーストラリアはいわゆる「偽サイドバック」を使っており、ショートパスでの攻略とサイドアタックを武器としている。