このほどアヤックスへ電撃移籍したジョーダン・ヘンダーソン。
昨夏にリヴァプールを退団した彼はサウジアラビアのアル・イティファクに加入した。週給70万ポンド(1.3億円)という破格の給与を得ていたが、わずか半年で契約を解除し、欧州に戻ってくることに決めた。
リヴァプール時代にはLGBTQ+への支持を訴えていたヘンダーソンは、サウジ移籍で批判を浴びたが、欧州復帰に際してこう述べた。
「多くの人は、僕がサウジアラビアを批判することを望んでいると思う。でも、そういうことにはならない。
自分はサウジリーグやアル・イティファク、サウジの人々に対する完全なリスペクトがある。彼らは僕を歓迎してくれたけれど、不運にもサッカーでも人生でもうまくいかないこともある。
サウジにはその一瞬一瞬を愛し、長くいる大物選手もいるけれど、落ち着かずに長く続かない選手もいるかもしれない。何であれ物事はすぐに変わってしまうものなんだ。
自分はサウジリーグやクラブの悪口を言うようなことは絶対にしない。(税金問題でプレミアリーグ復帰を拒否したという)報道を鵜呑みにしてはいけない。サッカー以外のこととは関係ない」
ヘンダーソンはアヤックスで6番を背負うことになったが、『Ajax Life』によれば、彼のユニフォームは歴史的な売り上げになっているそう。
24時間での売り上げでクラブ記録を更新したとのこと。オンラインでの売れ行きは凄まじく、クラブ関係者も「こんな経験はほとんどないか全くない」と驚いているという。
世界的な人気クラブのリヴァプールでキャプテンを務めていたこともあり、オランダ国内だけでなくアジアでも大きな需要があるとか。