WEリーグ所属のマイナビ仙台レディースとキットサプライヤーのX-girl((株)ビーズインターナショナル)は20日、 2023-24シーズンのWEリーグで着用する「復興応援ユニフォーム」を発表した。
本デザインは東北の専門学校、短期大学、大学に通う学生が考案した総勢46案の中から、最終選考のプレゼンテーションを経て決定したという。
Mynavi Sendai Ladies 2023-24 X-girl Special Edition
マイナビ仙台レディース 2023-24 X-girl 復興応援ユニフォーム FP
復興応援ユニフォームのコンセプトは『ひろがれ、希望』。
「これからを明るくしていこう」という希望を、東北の内と外に繋げていきたいという思いを形にしたものだ。
フィールドプレイヤー用は朝焼けをイメージし、「希望の夜明け」「東北の太平洋側の朝日」を意識。
マイナビ仙台レディース 2023-24 X-girl 復興応援ユニフォーム GK
ゴールキーパー用は夕焼けをイメージし、「次の朝へつながる」「東北の日本海側の夕日」を意識。
FP、GKの共通デザインとして、構造が非常に頑強なことで知られるハニカムを採用。「たくさんの力が集まって築かれる」姿をイメージしたとのことだ。
今回のデザインを製作した『専門学校デジタルアーツ仙台 デザイン科』2名のコメントも届いている。
●阿部 舞依さん
「今回、女性のチームで、私たちの東北のチームに着ていただくということで、実際に着用したときにかっこよく見えるかどうかをすごく考えたので、喜んでいただけたり、気に入っていただけたりしたら嬉しいです。」
●佐々木 彩香さん
「うまく形になるか不安だったのですが、選手たちが着ているのをみてすごく安心しました。ユニフォームを通して、見ている方や選手の方々にコンセプトの通り(東北の皆さんに)広まっていただけたら嬉しいです。」
●マイナビ仙台レディースについて
2011年の東日本大震災により休部した東京電力女子サッカー部マリーゼが移管し、2012年にベガルタ仙台レディースが発足。その後、2017年にマイナビベガルタ仙台レディースへ改称。
そして2020年10月のWEリーグへ参入決定を機に、現在のマイナビ仙台レディースへと名を改め、仙台・東北から日本全国・全世界に向けて感動や勇気を与えられるよう、日々活動している。
2023年の女子W杯を美しく彩った「最高のユニフォーム」10着
「復興応援ユニフォーム」着用試合の日程は以下の通り。
WEリーグ第8節 3月2日(土)セレッソ大阪ヤンマーレディース戦
WEリーグ第9節 3月9日(土)AC長野パルセイロレディース戦
会場:2試合ともユアテックスタジアム仙台
この2試合は『復興応援マッチ』として開催。3月2日は「東北6県無料招待」、3月9日は復興応援ユニフォームをイメージした「復興応援ゆにふぉ~む」のプレゼントをそれぞれ実施する。また、2試合をお得に観戦できる連戦チケットも販売される。
『復興応援マッチ』の詳細についてはマイナビ仙台レディースの公式ウェブサイトまで。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」