先週の半ばにUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグでパリ・サンジェルマンと戦ったレアル・ソシエダ。
敵地パルク・デ・プランスでの試合はレアル・ソシエダがいい形でスタートしたものの、前半のうちにゴールを決めることができず。
逆に後半13分にアマリ・トラオレが怪我のためにピッチを離れていた際のコーナーキックでレアル・ソシエダは失点。久保建英のマークを外したキリアン・エムバペがゴールを決め、試合を動かした。
さらに70分にはパリ・サンジェルマンの若手ブラッドリー・バルコラが左サイドを独力で突破し、速攻から見事な追加点をゲット。最終的には2-0というスコアでレアル・ソシエダは敗れてしまった。
そして、2点のビハインドを持った状況でレアル・ソシエダは3月5日にホームでのセカンドレグに臨む予定となっている。
『Mundo Deportivo』によれば、金曜日のマジョルカ戦に向けた記者会見に臨んだ久保建英は、パリ・サンジェルマン戦やレアル・マドリー移籍が噂されているエムバペについて以下のように話していたという。
「最後に彼と話したとき、スペイン語が上達していることに気づいたんだ。とても上手に話していたよ。準備をしているに違いないね。
3月の試合はファーストレグと同じように始まると思う。我々が相手よりも少しだけボールを多く保持するだろう。ただ、それだけじゃ十分じゃない。もっとポゼッションしてプレーしなければならないし、プレスをかけなければいけない。
以前戦ったベンフィカやインテルとの試合では、相手にプレッシャーをかけた。ただ、PSGは全く違う選手を擁していて、2~3人のとてもスピードある選手がいるので、それは考慮しなければならないね。
僕たちはグループステージでの戦いを素晴らしい形で終えた。しかし決勝トーナメントに行くと少し変わってくる。
PSGもグループステージとは同じチームではなかった。我々はとてもいいプレーをしたが、その相手のプレーに適応するのは難しかった。セカンドレグの試合も、ローマ戦とは異なるものになると思うよ」
試合の中でもエムバペとなにか会話をしている場面が話題になっていたが、そのときは「かなり上達してた」スペイン語でトークしていたようだ。
パリ・サンジェルマンへの試合に向けてはとにかくプレッシャーをかけることが重要だと考えており、カウンターを警戒しながらも攻め続ける意識を持って臨みたいと話していたそう。