26日、チェルシーはウェンブリーで行われたリヴァプールとのリーグカップ決勝に0-1で敗れた。
そうしたなか、エクアドル代表MFモイセス・カイセドのプレーが物議を醸している。
前半20分すぎ、リヴァプールMFライアン・フラーフェンベルフの足首を強く踏みつけてしまったのだ(故意的ではなかったが)。負傷したフラーフェンベルフは交代を余儀なくされたが、カイセドにカードは提示されず。
ユルゲン・クロップ監督はそれに不満げで、元イングランド代表FWアラン・シアラーも『BBC』の放送で「クロップにも一理ある。あれは遅れたタックルだったし、カイセドはフラーフェンベルフに着地した(踏みつけた)」と述べていた。
カイセドはこの前に遠藤航にファウルをするシーンもあったが、結局、カードは提示されていない。『Liverpool Echo』では、「カイセドは遠藤へのファウルに続き、2度目のレイトタックルだったが、主審はカードを出さず。彼のタックルは深刻なファウルというよりも無謀なものだったので、VARは介入する理由がないと判断。主審のジャッジがそのままになった」と伝えていた。
そのカイセドのInstagramはコメント欄が荒れており、「遠藤航のペットが」、「遠藤はチェルシーの中盤全てを“料理”した」との書きこみも…。
敗戦後、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「選手たちは失望を感じている。勝利にかなり近づいていたからね。4~6回の決定機があった。今日のような試合では先制点を奪うことが大きなアドバンテージになる。得点できなければ、決勝で勝つのは難しくなる。それが負けた理由だが、リヴァプールを祝福しつつ、これからもやり続ける。この負け方は非常に痛いが、前に進み続けなければいけない。物事をポジティブにとらえて、こういう試合から学び、よりよくなる必要がある」と述べていた。