現在遠藤航が所属しているリヴァプール。ユルゲン・クロップ監督の下で欧州屈指の強豪クラブに成長した。
今回は『Football Transfers』から「リヴァプールの移籍マーケットにおける放出選手の中で最大の失敗」をご紹介する。
シャビ・アロンソ
放出した年:2009年
放出先:レアル・マドリー
移籍金:3000万ユーロ(およそ48.34億円)
シャビ・アロンソはプレミアリーグのみならず世界でも最高のプレーメーカーであったが、ラファエル・ベニテス監督は2009年の夏に彼を売却することを決断した。
クラブはそのときアストン・ヴィラのイングランド代表MFギャレス・バリーの獲得に動いていたもののそれに失敗。さらにアルバロ・アルベロアも同じようにレアル・マドリーへと移籍してしまい、ダブルでの打撃を受けた。
この売却はリヴァプールに急激な衰退のスタートになった。バリーの獲得には失敗し、ベニテスは1年後に解任され、その後の7年間で1回しかトップ4に入れていない。