関係性の悪化が如実になったマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督とポルトガル代表DFジョアン・カンセロ。
カンセロはシティの主力だったが、2023年1月にバイエルン・ミュンヘンにローンで放出されると、今季もバルセロナに貸し出されている。
そうしたなか、『Netflix』のドキュメンタリーシリーズでのあるシーンが話題になっているようだ。
それは2022年11月にシティがフラムを2-1で下したホームゲームでの出来事。
この日のシティは前半16分に先制するも、前半26分にカンセロがPKを献上したうえ一発レッドカードで退場になった(動画3分30秒から)。
このPKで同点にされたうえ数的不利となったが、アーリング・ハーランドが終了寸前に得点を奪って劇的勝利を収めている。
『Daily Mail』によれば、ペップはこの試合後のロッカールームで感極まりながらこう話していたという。
「みんな何年一緒にいる?スタジアムは感情に溢れていた。君らのことを愛しているよ。だが、この勝利自体ではない。分かるかい?
70分間、10人対11人でどうプレーするかだ。私にとってはここでの最も幸せな日かもしれない。なぜなら、これが我々がここにいる理由であり、このエモーションがあるからだ」
数的不利をはねかえした選手たちを讃えた一方、カンセロのPK献上と退場については「チャンピオンズリーグのためにここから学ばなければいけない。ミスは許されない。ありえない、インポッシブルだ」と指摘していたそう。この二か月後にカンセロは放出されることになった。