昨季限りでイングランド・プレミアリーグのチェルシーを退任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏が、アメリカ代表監督に就任することに合意したという。

『The Athletic』の報道によれば、コパ・アメリカ終了後にグレッグ・バーハルター監督を解任したアメリカ代表は、2026年に自国で開催するワールドカップに向けて複数の監督と交渉していたとのこと。

まだアメリカサッカー協会とポチェッティーノ氏の間で正式な契約は結ばれていないものの、数回の話し合いのもとで口頭での合意が形成されたという。

ただ、まだアメリカサッカー協会の理事会も100%同意しているわけではなく、ポチェッティーノ氏もチェルシーとの給与問題を抱えていることから、それが解決するまでは就任できないとのこと。

しかしながら、9月7日にカンザスシティで行われるカナダ代表との親善試合にはポチェッティーノ氏が指揮できるようになる可能性が高いそう。

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ポチェッティーノ氏はこれまで主にトッテナム・ホットスパー、パリ・サンジェルマン、そしてチェルシーを指揮してきたアルゼンチン人監督。

昨季はイングランド・プレミアリーグでチェルシーを指揮したものの成績が伸びず、契約が途中で打ち切られる形で解任されていた。そのためまだ残りの給与の支払いにかんしてクラブとの交渉が続けられている。

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