イタリア2部のセリエBを戦っているサンプドリアは、「アンドレア・ピルロ監督を解任した」と公式発表した。
ピルロ監督は昨季の開幕前にサンプドリアの指揮官に就任。2部へと降格したクラブを昇格させることがミッションであったが、昨季は7位という成績に終わった。
昇格プレーオフには出場できたものの1回戦でパレルモに敗れ、1年でのセリエA復帰には失敗している。
そして今季2シーズン目の指揮となっていたが、開幕戦でフロジノーネに2-2と引き分けたあとはレッジャーナ、サレルニターナに連敗。20チーム中18位と低迷し、わずか3試合で解任されることになった。
かつて世界屈指の名レジスタとして活躍したアンドレア・ピルロ氏は、ユヴェントスのU-23チームで指導者のキャリアをスタートし、2020-21シーズンからトップチームへと昇格した。
しかしながら1シーズンで解任され、その後トルコ1部のファティ・カラギュムリュクでも成績が伸びず1年のみの指揮となった。
トルコ時代にはなんとハーフタイムにロッカールームでの喫煙を許可していたという噂もあり、「名選手名監督ならず」の代表例として語られることも多くなっている。