今季限りでイングランド・プレミアリーグのリヴァプールとの契約が満了を迎える予定となっているエジプト代表FWモハメド・サラー。
先日は「今季がリヴァプールで最後のシーズンになるかもしれない」と公に話し、まだクラブからオファーが来ていないことを明かしていた。
しかしながら『Liverpool Echo』によれば、モハメド・サラーは現在もリヴァプールに残ることを考えており、契約の延長を熱望しているそう。
この夏にはサウジアラビアの強豪アル・イティハドからオファーがあったものの、サラーはそれを断っていたという。
記事によれば、サラーがサウジアラビアへの移籍を希望しない理由はかつてのパートナーであるサディオ・マネの存在であるとのこと。
マネはリヴァプールを離れてからバイエルンを経てアル・ナスルへと移籍し、大きな経済的利益を手にしているものの、選手としての評判がかなり落ちてしまった。
そのためサラーは「たとえお金が儲かったとしても、サウジアラビアでマネのようになりたくない」と語っていたとも。
また、サラーは妻マギとの間に二人の娘がおり、家族がイングランドで非常に素晴らしい日々を送っていることも理由の一つであるとのこと。
今季新たにアルネ・スロット監督を迎えたリヴァプールでは、フィルヒル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドも契約最終年を迎えており、彼らの去就には大きな注目が集まっている。