今夏の移籍マーケットでアヤックスからサウジアラビアのアル・イティハドへと移籍したオランダ代表FWスティーヴン・ベルフワイン。
移籍金はおよそ2100万ポンド(およそ39.3億円)、そして年俸についても700万ポンド(およそ13.1億円)ほどが支払われると伝えられており、かなり大きな取引となった。
しかしながら、『Mirror』によればオランダ代表のロナルト・クーマン監督はそれについて苦言を呈し、ベルフワインを代表メンバーに含めなかった理由についてこう話していたとのこと。
「基本的にはこれで終わりだ。26歳ならば、野心はスポーツ面にあるべきで、経済的なものであるべきではないと思う。
彼はアヤックスに残ることができたかもしれない。それも悪くない。そこでの給料もかなり良いはずだ。
いずれにせよ、人はそれぞれ考え方は違うし、各々の選択だ。ただ、私だったらそうはしないだろう。彼から相談されることはなかった。私が何を言うのかわかっていたのだと思うよ」
なお、今回のオランダ代表メンバーにはサウジアラビアリーグのアル・イティファクでプレーしているジョルジニオ・ワイナルドゥムが含まれている。
その理由についてクーマン監督は「彼はPSGで問題を抱えていて、サウジアラビアに行くことが唯一のプレー機会だった。そして年齢の違いもある」と説明したとのこと。