本日10日、日本時間では日が変わって11日(水)1時から行われるバーレーン戦。

今月始まった2026年ワールドカップのアジア最終予選、グループCにおいて初戦で勝利したチームは日本とバーレーンだけなため、この試合の勝者はグループ内で唯一連勝スタートということになる。

この時期の中東らしい厳しい暑さに加え、日本戦はバーレーンサポーターが無料でスタジアムに入場可能と伝えられており、森保一監督率いる日本代表にとっては“完全アウェイ”での決戦となりそうだ。

そんなアジア最終予選は、DAZNが全試合を配信。しかも、日本のアウェイゲームは独占配信となっているため、今回のバーレーン戦を観るためにはDAZNとの契約が必要になる。

前回の最終予選に続き、DAZNが放映権を獲得していることで日本でも無事試合が観られる一方、日本代表の重要な公式戦にもかかわらずテレビで放送されない試合が出てきてしまった点は悩ましいところだろう。

5日に行われた中国戦後、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は囲みでこうした状況に対して「協会として動いているのか」と尋ねられ、以下のように答えていた。

「たくさんの人に見てもらえるような状況にするというのは、サッカー協会としてやれることだと思います。まったく(何も)やっていないわけではないです」

やや歯切れの悪い返答…。2年前の最終予選、田嶋幸三前会長のもとで予選突破を決めるか決めないかのアウェイ・オーストラリア戦のテレビ放送がなかった時と同様、現状協会として「やれること」ではあるものの「できること」の範疇は越えた問題のようだ。

DAZNとしても、日本代表戦は加入者を増やすための最重要コンテンツの一つ。

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最終予選でも先日の中国戦のようにホームゲームは地上波で観られるにしている分、今回のバーレーン戦を含むアウェイゲーム5試合がテレビで放送される可能性はかなり低いと言わざるをえない。

というわけで、バーレーン戦が観たい方はDAZNにご加入を!

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