Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊によるレポートをお届けします。
毎年、大量に起きるヨーロッパからJリーグへの復帰、つまり逆輸入移籍。あまりに多くて把握しきれない人が大半であることから、今回、2年前の2022年夏時点における、当時の年齢・移籍金も含めて逆輸入移籍を改めてまとめてお伝えする。
なお、移籍金については当時のレートで記載している(金額はいずれも推定)。
また、同時にヨーロッパへ海外移籍も多くあるため、そちらも同時に別記事にてまとめていく。
(前々回)2021夏:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍9名
https://qoly.jp/2024/09/21/413mn3wm-704589f4-gib-1
(前回)2021-22冬:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名
https://qoly.jp/2024/09/23/k8010az0-704589f4-gib-1
2022夏(6月~7月)逆輸入移籍5名
北川航也(25歳)
SKラピード・ウィーン(オーストリア)の #北川航也 選手が、完全移籍にて加入することが決定しました👏
⬇️プロフィール・コメントhttps://t.co/A0xWENtYhJ#spulse pic.twitter.com/R9tqrFHLZz
— 清水エスパルス公式 (@spulse_official) June 19, 2022
2022夏:逆輸入1人目
ラピド・ウィーン(オーストリア)→清水エスパルス(J1)
移籍金:数千万円
オーストリア3シーズン在籍
移籍発表:2022年6月19日
鈴木武蔵(28歳)
鈴木 武蔵選手 完全移籍加入のお知らせ #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA https://t.co/ERXF1j7xTE
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) June 30, 2022
2022年夏:逆輸入2人目
ベールスホット(ベルギー)→ガンバ大阪(J1)
移籍金ゼロ
ベルギー2シーズン在籍
移籍発表:2022年6月30日(※2024年追記:2024年、札幌へレンタル移籍)
食野亮太郎(24歳)
食野 亮太郎選手 完全移籍加入のお知らせ #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA https://t.co/5CyY1tNzSb
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) July 8, 2022
2022年夏:逆輸入3人目
マンチェスター・シティ(イングランド)→ガンバ大阪(J1)
移籍金:6,800万円
スコットランド+ポルトガル3シーズン在籍
移籍発表:2022年7月8日
松原后(25歳)
【松原 后選手が完全移籍加入で合意】
松原 后選手が、ジュビロ磐田に完全移籍加入することで合意しましたので、お知らせいたします。https://t.co/bWBqo3XkHE
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) July 23, 2022
2022年夏:逆輸入4人目
シント=トロイデン(ベルギー)→ジュビロ磐田(J1)
移籍金ゼロ
ベルギー3シーズン在籍
移籍発表:2022年7月23日
小林祐希(30歳)
【完全移籍加入のお知らせ】
MF小林祐希選手(30)が江原FCより完全移籍で加入することが決まりました。
Welcome to Kobe, @iamyuuki4424!
🗣小林選手コメント:
「チームのために自分が出来ることは全て捧げて闘います。」
詳細は🔻https://t.co/DRh3lHyIhs#visselkobe #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/xjeor8393z
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) July 27, 2022
2022年夏:逆輸入5人目
江原FC(韓国)→ヴィッセル神戸(J1)
移籍金ゼロ
オランダ+ベルギー+カタール+韓国6シーズン在籍
移籍発表:2022年7月27日(※2024年追記:2024年、札幌へ完全移籍)
2022夏:逆輸入5人
北川航也(25) ラピド・ウィーン→清水
鈴木武蔵(28) ベールスホット→G大阪
食野亮太郎(24) マンチェスター・シティ→G大阪
松原后(25) シント=トロイデン→磐田
小林祐希(30) 江原FC→神戸
2022年の夏は5名の逆輸入が起きたが、北川および鈴木については現地から厳しい評価を下されていた。
というのも、北川については約2億円の移籍金をラピード・ウィーンは清水に支払ったのに対し、活躍に至らず割安な価格で清水が獲得する形となったため、ヨーロッパ側からすると損をした移籍となった。
鈴木に至っては、ベールスホットがクラブ史上最高金額の移籍金を払うという大きな期待をかけて獲得しただけに、活躍に至らずフリーでG大阪へ放出となったのは大きな痛手だったためだ。
ライター名:中坊
紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。
Note:「中坊コラム」@tyuu_bou
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