今季ブンデスリーガデビューを飾ったシュトゥットガルトDFチェイス・アンリ。
福島の尚志高校から2022年4月にドイツ1部のシュトゥットガルトへ加入すると、セカンドチームで経験を積み、トップチームへ合流。
今季は伊藤洋輝らの移籍や怪我人もいるなかでセバスティアン・ヘーネス監督の信頼を勝ち取り、レアル・マドリーとのCL初戦でも途中出場ながらピッチに立った。
将来的な日本代表入りが期待される20歳は、クラブ公式が実施したインタビューで今シーズンについてこのように話していた。
「2年前にシュトゥットガルトへ来て、大変なこともいろいろあって、そこから毎日頑張って練習してきました。
いろいろな先輩からいろいろなことを学んで、こういう形でブンデスリーガデビューとレアル・マドリーと試合ができたことは本当に僕もびっくりしています。
高校の頃から見ていたチームなので、そういうピッチに立ててこういう経験が最初にできて本当に僕はうれしいですね。
もう本当に、いろいろ大変なこととかストレスが溜まっていた部分もありました。ここまで来て僕もうれしいですし、まだ全然なので、ここからがスタートだなと思いました」
高卒でいきなり海外に渡ったこともあり、やはり苦労は多かった様子。その中で、先輩たちから多くのことを学んで成長し、今季のデビューにつなげたようだ。
なお、今夏の日本ツアーについても語り、「サンフレッチェ広島、京都サンガと初めてJリーグのチームと試合をして、本当にすごいスタジアムでやれて。本当に暑かったですけど、いい経験ができました」とコメント。
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「プレシーズンのおかげで僕はデビューできたと思いますし、本当にうれしいですね。すごい2週間だったなぁと思いました」と振り返っていた。