町野修斗が所属するホルシュタイン・キールは、今季クラブ史上初めてブンデスリーガに昇格した。

2日の第9節ハイデンハイム戦に1-0で勝利して、ついにブンデス初勝利を手にしている。

地元シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のダニエル・ギュンター首相もスタンドでその様子を見守っていたようだ。SNSに投稿した写真には、町野からサイン入りユニフォームを受け取る様子もあった。

そのギュンター州首相は、こう綴っている。

「ホルシュタイン・キールのブンデス初勝利、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン出身チームのブンデスリーガ初勝利!この歴史的な成功、そして残りのシーズンに向けての完璧なモチベーションアップについて、チーム全員、そして彼らを取り巻くすべての人たちを祝福します。

勝点3とスタジアムの素晴らしい観衆だけでなく、試合後に町野修斗選手とユニフォームの受け渡しをしたことも嬉しかったです。

ただし、背番号18のユニフォームは手元には置かず、日本に送るつもりです。正確には、先日東京での会談でお会いした城内実大臣にです。

彼はドイツに長く住んでいたことがあり、町野選手のおかげでホルシュタイン・キールの躍進を遠くから見守ってくれています。

私たちのブンデスリーガクラブに対する熱狂は、シュレースヴィヒ=ホルシュタインの枠をはるかに超えて広がっています」

10月にギュンター州首相は連邦政府の代表団として来日し、城内大臣との会談を行っていた。

経済安全保障担当大臣である59歳の城内氏は、幼少期をドイツで過ごしたほか、在ドイツ日本国大使館での勤務経験もある。

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会談ではキールの話題も出たようで、ギュンター州首相は町野のユニフォームを城内大臣に贈ることにしたようだ。

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