川辺駿(サンフレッチェ広島)

年齢:29歳

日本代表:6試合0得点(2021-2023)

最後の招集:2023年10月

川辺駿は、なぜ日本代表に定着できなかったのだろうか。

森保一監督のサンフレッチェ広島でデビューし、ジュビロ磐田では現代表コーチである名波浩氏のもとでプレー。ヨーロッパ移籍後はスイス、ベルギーで確かな結果を残してきた。

トップ下とボランチが可能で、技術が高く決定力もある。デュエルの面でさほど評価されなかったのかもしれないが、それでももうちょっと試されてもよかったはずだ。

現在は地元の広島に戻り、J1リーグでヴィッセル神戸と優勝争いをするチームを引っ張っている。

大迫勇也(ヴィッセル神戸)

年齢:34歳

日本代表:57試合25得点(2010-2022)

最後の招集:2022年2月

今年どころか2年半以上全く呼ばれていないのがかつてのエース大迫勇也だ。

2021年に日本へ戻ってきたFWは、ドイツでの激しい戦いからかコンディションはボロボロ。低調なプレーにより日本代表からも外れたが、ワールドカップ本番を見据えて体調を整える意味もあった。

しかし本番ではまさかの落選。指揮官との確執も伝えられるなかで傷ついたエースは昨季ヴィッセル神戸をリーグ初優勝へ導き、自身も圧巻のパフォーマンスで得点王とMVPに輝いた。

今季も神戸は3試合を残して首位に立っている。いまだ衰えを見せない34歳の代表復帰はもうないのだろうか。