日本代表は15日、ワールドカップ最終予選の第5戦でインドネシアと対戦し、4-0の快勝を収めた。

ここまで3勝1分でグループ首位を走る日本。対するインドネシアは3分1敗とまだ勝利がなく、日本相手とはいえホームで勝点が欲しい一戦となった。

森保一監督は引き続き3-4-2-1のシステムを選択。GKは鈴木彩艶。DFは負傷離脱の谷口彰悟に代わって橋岡大樹が先発して右に入り、これまで右だった板倉滉が中央、そして左に町田浩樹。

中盤の底には守田英正と遠藤航が立ち、ウィングバックの右に堂安律、左に三笘薫、シャドーは右に南野拓実、左に鎌田大地が入り、1トップは怪我で不在の上田綺世に代わり小川航基が務めた。

対するインドネシアは5-4-1のシステム。日本の形に合わせることで局面での数的同数を作り出し、試合直前に降り出したスコールも相まって序盤は拮抗した展開に。

9分、ロングボールからインドネシアのラグナー・オラットマングーンが決定機を迎えるもこれは鈴木が阻止。その後は鎌田が柔軟なポジションを取ることで相手の奪いどころを曖昧させ、日本がペースを握った。

迎えた35分、高い位置で遠藤からパスを受けた町田がエリア内に送ると、守田、鎌田とつながり、最後はジャスティン・ハブナーに当たってゴールイン。

日本が中央からの崩しで先制点を奪うことに成功する。

さらに40分には鎌田のスルーパスを相手選手が後ろにそらしてしまい、三笘がアウトサイドで送ったラストパスを南野が合わせて追加点。

日本が2点をリードして試合を折り返す。

後半頭から日本は南野に代えて前田大然を投入。前田は左ウィングバックに入り、三笘が左のシャドー、鎌田が右のシャドーへ移った。

49分、マールテン・パエスのミスキックを拾った守田が一人外して冷静にシュート。強いボールではなかった相手がクリアできず、日本が大きな3点目を手にした。

62分、堂安と三笘に代わって菅原由勢と伊東純也が入り、2人はそのまま同じポジションへ。すると69分、攻勢に出るインドネシアを相手に菅原が角度のないところから強烈なシュートを叩き込む。

これで4点差とした日本は、80分から旗手怜央と大橋祐紀が出場。ペースを握ったまま試合終了のホイッスルを迎えている。

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この勝利によりグループ2位との勝点差を7ポイントに広げた日本。次戦は19日(火)、中国と再びアウェイで対戦する。

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