2026年のW杯に向けたアジア最終予選で日本代表に連敗した中国。
日本相手に2試合で10失点したこともあり、得失点差マイナス10でグループ最下位に沈んでいる。
残り4試合で逆転突破を目指す中国は、3月にサウジアラビア、オーストラリア、6月にはインドネシア、バーレーンと対戦する。
『163』によれば、中国代表は来年1月に予定していたトレーニングキャンプを急遽取りやめることにしたという。
「当初、中国代表は1月に冬季トレーニングを行い、チームの競争力向上のためにいくつかの練習試合を計画していた。しかし、国内リーグの重要性と選手の休息の必要性を考慮して中止を決定した。中国代表にとってこの決定は、有害というよりはむしろ有益なものだ。
まず、冬季トレーニングの中止により、選手たちはより多くの休息時間を得ることができる。ハイインテンシティで集中的なリーグ戦を終えた後、選手たちは体力を回復し、調整する時間が必要。十分な休息は、シーズンで最高の状態を維持するのに役立ち、代表チームの長期的な発展の基盤を築くはずだ。
次に、クラブチームでの選手のパフォーマンスも、中国代表が人材を選抜するための重要な基礎になる。冬季合宿の中止によって、選手たちはクラブに専念することができ、リーグでの成長に役立つだけでなく、代表チームにとっても視察や選抜の機会が増える。冬季合宿が中止されたことで、中国代表は来年3月20日のサウジアラビア戦でより万全の状態になるはずだ。
中国代表はこの時間を十分に活用して、戦力を向上させるだろう。彼らは自信に満ちており、サウジアラビアを破って勝点3を獲得する能力も高まっているはず。
中国代表が1月の冬季合宿をキャンセルするという決定は、長期的にはチームの発展にとって重要な調整になる。ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督のリーダーシップの下、代表チームは新たな姿と確固たる自信を持って将来の課題に立ち向かう。来年3月の試合では中国が強力な戦闘力を発揮して国の名誉のために戦うと信じる理由がある」
中国の国内リーグは11月にシーズンが終了した。AFCチャンピオンズリーグに参戦している一部チーム以外はオフに入る。
2025年1月の代表合宿をとりやめ、選手たちを休養させつつ、クラブでの活動に専念させる考えのようだ。それでもサウジ相手にやれる自信があるという裏返しでもあるとのこと。
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