26日、横浜にて翌27日に開催される『DIAMOND CUP OF LEGEND(ニッパツ三ツ沢球技場)』の記者会見が行われた。
『DIAMOND CUP OF LEGEND』は“偉人結集”をテーマに元日本代表FW大久保嘉人、岡野雅行らのJクラシックスと、カカ、マルコ・マテラッツィ、エドガー・ダーヴィッツら世界的スターからなるワールドレジェンズが対戦する。
この試合に先がけて行われた記者会見では、元スペイン代表DFミチェル・サルガド(49)が先頭で入場した。
“銀河系軍団”と呼ばれた2000年代のレアル・マドリーで、地味ながら右サイドバックのレギュラーを務めたサルガド。
現在何をしているのかを聞かれると、「ドバイでクラブのオーナーをしています」と返答し以下のように続けた。
「その他にU-16サウジアラビア代表の監督もしています。なので、アジアのサッカーに今とても関心を持っています。
U-17ワールドカップでは、もちろん日本はずば抜けてすごいんです。サウジアラビアは結構苦戦しています。なので、アジアのサッカーを色々研究しています」
2023年のU-17ワールドカップにおいてサウジアラビアはアジア予選敗退。一方の日本は本大会に出場し、ベスト16へ進出している。
サルガドにとって日本のユース世代は「ずば抜けてすごい」という印象で、サウジアラビアを率いる指揮官として苦戦を強いられているようだ。
写真:ミチェル・サルガド(右)、左側はマルコ・マテラッツィ
なお会場に先頭で入場したという事実が示すように、この『DIAMOND CUP OF LEGEND』でキーとなっているのがサルガドである。
彼は上述のようにアジアで育成年代に多数関わっており、日本でも「レジェンドクリニック」を開催したことがある。
このレジェンドクリニックは、「WAKATAKEが、元レアルマドリード所属のレジェンド選手”ミチェル・サルガド”氏と共に行う、日本のサッカー少年、少女育成プロジェクトです」と公式サイトで触れられている。
このレジェンドクリニックを開催していたWAKATAKEグループが、今回の『DIAMOND CUP OF LEGEND』の企画を担当しているのだ。
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サルガドとの縁が、世界的スターたちの競演につながったということだろうか。