レスター・シティでプレーしている元U-21イングランド代表DFハムザ・チョードリーが、バングラデシュ代表に鞍替えすることを決めた。

ハムザ・チョードリーは1997年生まれの27歳。父親はカリブ海に浮かぶ島グレナダの出身で、母親がバングラデシュ出身である。

幼少期からレスター・シティの下部組織で育ち、有望なディフェンダーとして評価されU-21イングランド代表に選出。トゥーロン国際大会など7試合に出場した。

トップチーム昇格後は岡崎慎司との交代でプレミアリーグにデビューを果たしており、昨季は2部で34試合に出場するなど主力として昇格に貢献する活躍を見せていた。

チョードリーは『The Athletic』に対してバングラデシュ代表入りの決断を下した理由について以下のように話していたという。

「これは数年間にわたって計画されてきたことなんだ。ユースのレベルではイングランド代表としてプレーしたが、キャリアが進むにつれ、それが僕にとっての選択肢ではないことがわかってきた。

僕はバングラデシュという国、そしてバングラデシュの人々を代表したいという思いを常に心の奥底に抱いていた。

バングラデシュのファンとは本当にいい関係を築いているんだ。国のためにプレーしてほしいというメッセージを毎日のように受け取っていたからね」

バングラデシュは現在FIFAランキングで185位であり、選手もチョードリーを除けば全員が国内リーグに所属している。

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すでにワールドカップ予選からは敗退しているものの、3月にはアジアカップ予選を戦う予定となっており、チョードリーはそこで初めての招集を受ける可能性が高くなっている。

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