FC東京は9日、「エイバルからMF橋本拳人を獲得した」と公式発表した。
橋本拳人は1993年生まれの31歳。FC東京の下部組織で育ち、2012年からトップチームでプレーしたユーティリティプレーヤー。
ロアッソ熊本への期限付き移籍で才能を開花させ、2015年の復帰から中心選手の一人として活躍。ロシアリーグのロストフへの移籍を経て日本代表にも招集されるようになり、E-1サッカー選手権には2大会出場している。
2022年からはヴィッセル神戸、スペインのウエスカやエイバルでプレーしてきたが、今季はこれまでわずか7試合の出場にとどまっており、そのうち先発は1度のみであった。
その状況もあってか今冬は退団が噂されており、今回、古巣のFC東京へ5年(正確には4年半)ぶりに復帰することが決定したようだ。
橋本拳人は「5年ぶりに帰ってきました。橋本拳人です。自分を育ててくれたクラブに戻ってこられたこと、そして、もう一度青赤のユニフォームに袖を通してみなさんとともに戦えることを非常に嬉しく思っています。チームの目標に向かって青赤魂を持ち、全身全霊を懸けてプレーします」とコメント。
3年ぶりのJリーグでの戦いに向け、元日本代表MFは意識を新たに取り組んでいるようだ。